住まい・まちづくり活動推進協議会&住まい・まちづくり担い手支援機構
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調査研究
「まちを生きる〜地域の住まい・まちづくり活動史研究(谷中界隈編A)」

 
昨年度に引き続き、東京・谷中界隈を対象に、住まい・まちづくり活動の変遷、活動の主体と地域との関わりなどについて、まちの“今”から分析を行いました。
   
 
 
 
研究の概要
趣旨
住まい・まちづくり活動推進協議会では、これまで住まい・まちづくり活動の推進を目的とした調査・研究事業として、NPO・市民団体による住まい・まちづくり活動団体の活動、およびその支援に関する実態調査を行ってきました。
一方で、活動の意味や意義をより深く、明確にとらえるためには、市民主体の住まい・まちづくり活動により発展してきた地域に着目することも重要です。そこで“地域の住まい・まちづくり活動史研究”を行ってきました。
平成 20 年度は、谷中界隈における過去 20 年ほどのま ちと、住まい・まちづくり活動に着目した。主にまちづ くりグループの「谷中学校」の活動分析を行いました。
今年度は、谷中界隈のまちの現況について調べ、考察することによって、これまでの住まい・まちづくり活動の意味や意義、その効果といったものを検証しました。
谷中界隈について
東京都台東区、文京区、荒川区にまたがる地域。多くの寺社が集う江戸400年来の寺町で、現在でも戦火・震災の被害を免れた家やまち並みが比較的多く残っている。そのようなまちの資産(長屋、お屋敷、蔵など)を活かしつつ活動している住まい・まちづくり団体(まちづくりコンサル団体、まちづくりイベントの実行委員会、地域雑誌編集社など)が多く、いくつかは10年以上の活動実績を持つ。
※谷中界隈については、次のページを参考になさってください。

「地域に根ざした専門家をめざして」(執筆:手嶋尚人氏)

実施
住まい・まちづくり活動推進協議会
研究会メンバー
<メンバー>
井手幸人 氏 ((財)日本建築センター)
大久保隆行 氏 ((株)ユー・シー・コーディネート)
杉崎和久 氏 ((財)練馬区都市整備公社練馬まちづくりセンター)
竹中嗣人 氏 ((株)ユー・シー・コーディネート)
手嶋尚人 氏 (東京家政大学、協議会運営委員)
村島正彦 氏 ((有)studio harappa)
森反章夫 氏 (東京経済大学、協議会運営委員)
<事務局>
吉野裕之 ((財)ハウジングアンドコミュニティ財団、協議会運営委員・事務局長)
山田絵美 ((財)ハウジングアンドコミュニティ財団、進協議会事務局)
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研究会 【ディスカッション】
概要
[日時]:平成21年11月10日(火) 18:00〜
[場所]:ハウジングアンドコミュニティ財団 会議室
[内容]:
研究の進め方、今後のヒアリングについて(対象や内容)
研究会の様子
内容
昨年度の成果である、谷中界隈におけるまちづくりは、“ケ”を大事にしてきたということを踏まえ、今年度の研究のまとを絞ることにしました。着目したのは以下の3点です。
・谷中界隈の住民が大切にしてきたケは日々の暮らしの中で豊かに耕され、まちの様々なモノ やコトを形づくっている。ケは、明文化されたルールに基づくものもあれば、地域の不文律 によるもの、また個人的な趣向によって営まれているものもある。
・谷根千工房や谷中学校などのまちづくり活動団体は、住民との関係を築きながら、そういっ たケの中から暮らしの知恵を学び、明文化したり、具体化したりすることでケを再編してき た。
・このようなケのありようは、新しく谷中界隈を生活・生業の拠点とする人々の求心力ともな り、現在の谷中界隈をつくり込んでいっている。
このようなことを明らかにするため、以後、谷中界隈などに飛び出し、ヒアリングを重ねることにしました。
 
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ヒアリング (谷中界隈)
概要
[日時]:平成21年12月19日(土) 13:30〜15:30
平成22年1月14日(木) 10:00〜12:00
平成22年2月5日(金) 20:00〜21:00
 
[場所]:市田邸ほか
[目的]:
新住民(谷中界隈での活動・居住歴がおよそ10年以内の方)が谷中界隈に求めているものを明らかにする。
[ヒアリング対象]:
谷中界隈で暮らす、仕事をしている次の方々
・新住民
・旧住民
・不動産店など
[内容]:
・谷中界隈に来た理由
・日々の暮らし方
・築いているまちのネットワークの様子 など

谷中界隈は、以前、暗い、お墓のまちといったイメージを持たれることがありました。それがまちづくりの先進事例といわれるようになり、また、まちづくりを意識していない人たちにとっても魅力的なまちとして存在感を出しています。
それはなぜか。これまでのまちづくり活動は影響を与えているのか。新しく谷中界隈に来た人、昔から住んでいる人、町の不動産やさんなどにヒアリングを行いました。

 
 
 
ヒアリングの様子
市田邸
 
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ヒアリング (他地域/尾道界隈、空堀界隈)
概要
[日時]:平成22年3月5日(金) 
平成22年3月7日(日) 
[場所]:尾道界隈(広島県・尾道市)、空堀界隈(大阪府・大阪市)
[目的]:
谷中界隈のまちの状況、住まい・まちづくり活動の状況との比較
[ヒアリング対象]:
(尾道界隈) 尾道空き家再生プロジェクト
(空堀界隈) からほり倶楽部長屋すとっくばんくねっとわーく企業組合
[内容]:
・活動の内容
・まちの現状と課題
・活動と地域との関係 (どのような変化があったか、旧来のまちの組織との関係)
・活動と他地域との関係
・新しくまちを求めてくる人(新住民)の傾向とその意識
・まちに対する想い など
谷中界隈の状況は、他の地域でも同様なのではないか。そうだとしたら、社会的な、あるいは時代的な現象として共通項が見出せるのではないか。
そのようなことから 谷中界隈と同じように土地の記憶を大切にしながら、まちづくり活動に取り組んでいる団体に対してヒアリングを行いました。
 
 
尾道の風景
空堀の風景
 
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報告書の内容
はじめに 研究の目的と背景
第1章 「谷中界隈」の現在
1―1 谷中地区の生いたち
1―2 谷中地区の概況
1―3 「谷中界隈」の近年の変遷
1―4 「谷中界隈」の現在と本検討への視点
第2章 日常を豊かにするハレー最近の傾向
2―1 谷谷中界隈の変化とまちづくり活動の流れ
2―2 住まい・まちづくり活動が生み出したもの
2―3 他地域との比較からみえてくるもの
2―4 まちを生きる―新しいハレを読み解く
第3章 研修会記録 「協働の住まい・まちづくりB 〜まち暮らし≠フ育て方〜」
3―1  開催概要
3―2 レクチャー
3―3 ワークショップ(まち歩き&マップづくり)
3―4 ディスカッション
おわりに まとめと展望
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報告書のご案内
地域の住まい・まちづくり活動史研究(谷中界隈編A)
[概要]
体裁:A5判 88ページ
発行日:平成22年3月31日
編集・発行:
一般社団法人住まい・まちづくり担い手支援機構
協力:住まい・まちづくり活動推進協議会
備考:研修会の記録との合本
※昨年度の報告書・記録も是非ご覧下さい。
 
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表紙ダウンロード [PDF:97KB]
本文ダウンロード [PDF:12.4 MB]
お問い合わせ先
住まい・まちづくり活動推進協議会事務局
担当:山田絵美
 〒107-0052 東京都港区赤坂1-5-11 新虎ノ門ビル5F ハウジングアンドコミュニティ財団内
 TEL:03-3586-4869 FAX:03-3586-3823
 E-mail:office@aihc.jp
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